埼玉青なす(さいたまあおなす)は、
正式名称「埼玉青大丸なす」といい、
明治時代に埼玉県に導入され、栽培されてきました。
ナスの紫色を出しているアントシアン系の色素がないので、
昔は白なすとも呼ばれていたそうで、果実は緑色をしています。
きんちゃく型のナスで、果重は300〜450g位と大きめです。
地元ではとろとろ茄子とも呼ばれているそうです。
収穫期は夏から秋。
露地への定植・播種は、地温が18℃以上と充分温かくなってから行います。
葉に充分日光が当たるよう株間をあけ整枝します。
高温乾燥期は敷わらをして、水をたっぷりとやります。
昔は奈良漬け用に経済栽培され、味噌汁や煮物用の食材と重宝されてきました。
肉質が堅めなので浅漬には不向きです。
果肉がしまり、しっかりとした食感は煮物や焼きなすなどに最適です。
煮ても紫黒色の色素が溶け出さないので、焼きナス、煮物、炒め物、汁の具など
さまざまに使えます。
普通のなすに比べてアクが少なく、洋風の料理にも使えます。
フランス料理によく合うということです。
ジャムやパイなど、お菓子にもなるそうですね。
加熱するときれいな緑色は消えて、茶色に近い色になってしまいます。
でも、果肉はとてもなめらかです。